【Minecraft】【ポート開放不要】無料でddos対策をしたプラグイン導入可能なmod鯖を構築する(windows編)
更新日:2022/04/29 16:28
マイクラでmod鯖を建てようと思ったとき、ddos対策のプラグイン、NOHIT.CCを見つけたのでポート開放もip公開もしなくてよくなるのいいなと思いプラグインも追加する必要がでてきたのでこんな長いタイトルになりました。
環境はwindows上、無料といってもddos対策にかかる費用が無料なだけである程度なスペックのパソコン等の動かす機械が必要です。
サーバーを立てたくない、シングルワールドを直接公開したい、という方には以下の記事が参考になると思います。
この場合プラグインは導入できませんが、あまりスペックのない方やPCに詳しくない方は以下の記事で紹介している方法のほうが楽です。
https://blog.moons14.com/archives/377
具体的な流れ
- mohistの導入
- NOHIT.CCのプラグインを入れる
- pluginsフォルダにプラグインを入れる
- modsフォルダにmodを入れる
- Let`s 起動
1.mohistの導入
プラグイン、mod双方を導入したサーバーを建てるにあたってカギとなるのがこのソフトです。
CraftBukkit、Bukkit、Spigot、Paper、Forgeに対応しているようです。
前提条件としてPCにjavaが入っていること、エクスプローラーでファイル拡張子を表示していることが必要です。
まずはmohistをダウンロードするところから始めましょう。
まず以下のサイトにアクセスして、mod・プラグインが対応しているバージョンを選んでdownloadをクリックしてください。
https://mohistmc.com/download/
#295などの#後の文字が一番大きいので最新バージョンをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルをお好みのフォルダに移動さてください。
そしてダウンロードしたファイルが入っているフォルダ内で右クリック->新規作成->テキストドキュメントより新しいテキストファイルを作ってください。
名前はstart.batにしておきます。歯車の様なアイコンになったらOKです。
アイコンが変わらない場合、ファイル拡張子を表示してください。
そうしたら右クリック->その他のオプションを表示->編集を選択し、
@echo off
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar ダウンロードしたファイル名.jar nogui
pause
と入力し、保存してください。
今回はmohistのファイル名がmohist-1.12.2-295-server.jarだったため以下のように入力して保存しました。
そうしたらいったんメモ帳を閉じ、start.batをダブルクリックして実行します。
するとコマンドプロンプトが起動していろいろと流れ始めます。
すると途中で「Enter true to agree and continue running」と出たまま何も出てこなくなる時があります。
これは「EULA(=利用許諾契約)に同意して処理をすすめよう」ということです。
同意できるならtrueと入力し、エンターを押してください。
処理が再開され、またいろいろと表示されるようになります。
このような表示が出たら処理が完了し、サーバーの起動完了です。
マイクラのクライアントからlocalhost等でアクセスできるようになります。
注意:サーバーを止める際はコンソール画面にstopと入力してください。
コマンドプロンプトをウィンドウ右上のバツ印で閉じたり、タスクキル等すると正常に終了できず、ワールド破壊等の影響が出る可能性があります。
今回はmodやプラグインを導入するのでstopでサーバーをとめておきましょう。
「Press any key to continue . .」が表示されたらしっかり終了できているのでエンターでも押してコマンドプロンプトを閉じておいてください。
2.NOHIT.CCのプラグインを入れる
ddos対策がてらポート開放不要でサーバーを公開でき、なおかつ生IPを晒さなくていいという便利プラグインです。
導入するだけでいいので気軽にできます。しかも無料!
こりゃ使うしかないだろって話で導入していきます。
あとラグ等に関しては計測していませんが仕組み上どうしても直接ポートを開放して接続するより生まれるでしょう。
ラグはできるだけ少なくしたいしどうせ身内しか遊ばないからいいよ!って方は導入しなくてもいいでしょう。
まず以下のサイトにアクセスし、 プラグインをダウンロードから新バージョンをクリックしてください。
https://nohit.cc/mctp.html
githubに飛ばされますのでassetsの中の赤枠の部分をクリックし、プラグインをダウンロードしてください。
そうしたらダウンロードしたjarファイルを先ほどmohistとstart.batを入れたフォルダの中にあるpluginsフォルダ内に移してください。
これでNOHIT.CCの導入は完了です。
3.pluginsフォルダにプラグインを入れる
当然今入れたNOHIT.CCもプラグインなわけですが、そのほかにも入れたいプラグインがあればダウンロードし、pluginsフォルダに入れてください。
今回は1.12でも階段などを椅子のようにして座れるようにするプラグイン、ChairsReloadedを導入します。
Gsitも階段を椅子にすわれるようにする有名なプラグインですが1.14以降しか対応していないようなので今回はこちらを使わせていただきます。
ダウンロードしたプラグインファイルをpluginsに移動させるだけでOKです。
4.modsフォルダにmodを入れる
ついにmodを導入していきます。
modを導入しないでプラグインだけならmohistを使う必要はなく、ほかのプラグイン対応のサーバーソフトでいいわけですが、今回あえてmodを導入するためにmohistを使っているのでもちろん導入していきます。
注意としてmodになかにはサーバーでも動くものとクライアントでしか動かないものがあります。
Optifineなどの軽量化modや体力modなど一部はサーバー側に導入しても意味がありません。
その代わりゲリラmodやダンジョン系modなどはサーバー側、クライアント側双方が導入する必要があります。
今回はクライアント側はすでにmodの導入が終わっている前提でいきます。
今回は試しとしてTwilight Forestを導入してみましょう。
日本では黄昏の森として有名なmodです。
mohistのバージョンに合わせたものをダウンロードして、modsフォルダに移動します。
ここら辺はクライアント側でするのと同じですね。
これでmodの導入は完了です。
5.Let`s 起動
さぁ起動していきましょう。
先ほどと同じようにstart.batをダブルクリックして起動します。
すると先ほどと同じようにたくさんの文字が流れてきますが、今回はその中の文字にも注目する必要があります。
先ほどと同じように「Done (3.179s)! For help, type "help" or "?"」が表示されたら表示されたテキストをさかのぼり、
[MinecraftTransport] mctp1.nohit.cc:xxxxx is assigned address to this server.
という文章を探し出す必要があります。(xxxxxはその時々によってちがうポート番号です。)
一行ごとに改行されているのでそこまで苦労せず探し出せるはずです。
(大体下から探したほうが早いです)
見つけられたら、それがサーバーに接続するアドレスになります。
ポート開放の操作をする必要もありません。
ではmodを導入したクライアントで接続してみましょう。
マルチプライ->ダイレクト接続より先ほどのアドレスを入力してください。
サーバーに接続をクリックすると接続されます。
プラグインとmodがしっかり動いているか確認してみましょう。
今回導入したプラグインはChairsReloadedなので椅子を右クリックしてみると...
ちゃんと座ることができました。
黄昏の森も問題なく動いているようです。
これで「無料でddos対策をしたプラグイン導入可能なmod鯖を構築する」ことができました。
注意としてwindows上で立てたサーバーに20人以上接続するとライセンス違反になってしまいます。
高価なwindows serverを買うよりかはLinuxなどで鯖を建てたほうが安価ですので、いつかLinux版の記事もかければなと考えています。
筆者は絶賛苦戦中です。
ではよりよいマイクラライフを~
むーんず/moons14
Cubes tech,AppCubes,twecon,Reporbotなどを開発しています
webservice developer
Nuxt,Next,PHP愛好家